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SMSの自動送信が役立つ場面とは?効果的なSMS活用法を解説

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SMSの自動送信が役立つ場面とは?効果的なSMS活用法を解説

本人認証や予約確認など、自動的にSMSを送信するサービスにはSMS配信サービスの導入がおすすめです。この記事では、ビジネスにおけるSMS自動送信の活用について、次の3つの視点から詳しく解説します。

  • SMSの自動送信はどんな場面で役立つのか
  • 自動送信するための必要なAPIについて
  • SMSを効果的に活用するポイント

ビジネスとしてSMSの活用を考えている方はぜひチェックしてみてください。

SMSの自動送信はどんな場面で役立つ?

SMSの自動送信は、会員登録時などにSMSを利用した本人認証やレストラン・宿泊施設 等の予約確認やリマインド通知などに利用されています。SMSの自動送信で、どのようなことができるのか、具体的なメリットを確認していきましょう。

会員登録時などの本人認証

相手先の携帯電話番号にSMSでワンタイムパスワードを送り、本人確認を行うSMS認証があります。

SMSは、携帯電話番号へメッセージを送信するサービスです。携帯電話番号取得には本人確認の手続きが伴うため、メールアドレスと比べるとなりすましが難しく、本人認証を行うのに適しています。

会員登録時以外にも、口座の引き出し情報や個人情報の変更、別デバイスからのログインに関する確認などに活用可能です。

予約確認やリマインド通知

SMSの活用方法には、予約確認やリマインド通知もあります。こちらは、ホテルやレストランなどの予約が完了した時点で、予約完了の通知や予約日の確認メールを送信するサービスです。また、予約日前日に送信するリマインド通知を設定することもできます。

ドタキャンによる機会損失を防ぐと共に、予約者側は簡単に予約詳細を見つけて確認できるので、双方にとってメリットになると言えるでしょう。

SMSの自動送信に必要なAPIについて

専用のAPIを取り扱う配信サービスは複数あり、違いがわからない方も多いと思います。APIを選ぶ際のポイントとして、「SMSの到達率を最大限発揮できるか」「具体的な事例が公表されているか」の2点に気を付けると良いでしょう。

APIとは

APIとは、【Application Programming Interface】の頭文字をとった略称であり、開発者が一部公開しているソフトウェアを共有する仕組みのことです。通常SMS送信は各サービスの管理画面からしか送れませんが、APIを利用したSMSを使うと自社システムから送信できるようになります。

また、自動送信機能を利用するには、SMS配信サービスと契約、配信用APIの取得が必要です。API連携することで、配信ツールを使用してSMSの作成、送信の手間を省けて業務の効率化にも役立ちます。

APIを選ぶ際のポイント

現在、多くの法人向けSMSサービスからAPIが提供されています。受信する端末によって環境依存文字や文字数制限が違う事はもちろん、提供会社や機能によって費用の差があります。

各SMS配信サービスにおける機能の違いは、次のような点です。

  • 国内直収接続と国際網接続の2種類の接続方式
  • 長文対応や短縮URLなど、送信文の拡張性
  • 管理画面の使い勝手や操作性
  • 同時配信の最大送信数を決めるSMS配信規模

自社が求める運営方法を、どのSMS配信サービスを利用したら実現できるのか、しっかりと見極めることが大切です。

SMSの到達率を最大限発揮できるか

SMSの魅力である到達率の高さですが、利用する配信サービスによってはこの機能を最大限に発揮できない恐れがあります。SMSが届かない主な原因は次の3つです。

  • 携帯端末の契約者が変更されていないか判定する機能がない
  • MNP転入後など適切なキャリア判定ができていない
  • キャリアによる受信拒否設定に引っかかっている

前者2つに関しては、携帯端末の契約者が変更されていないかの判定機能やMNP判定機能の備わったサービスを選ぶことで対処可能です。また、キャリアによる受信拒否設定に関しては、国内キャリアとの直接接続を行っているサービスを選ぶことで対処可能です。

具体的な事例が公表されているか

具体的な事例が多いほど、システム連携がしやすいAPIであることがわかり、求める使い方ができるかどうかも判別できます。

API仕様をしっかりとチェックすると共に自社で行いたいことを明確にし、同様の事例があるかどうか確認することも重要です。

APIが不要なケース

SMSの自動送信には配信用APIが必要ですが、特定の機能だけならAPI導入なしで利用できるケースがあります。

使用したい機能が次の2つだけならAPIは不要です。

  • SMSの一斉送信や個別チャット
  • 特定のフィルターで抽出したユーザーへのメッセージ(未払いユーザーへの督促状送信など)

上記のような場合は、SMS送信サービスの管理画面にある通常機能で十分対応可能です。

SMSを効果的に活用するポイント

メッセージの内容を工夫したり、自動送信サービスとあわせて通常のSMS機能を併用したりすることで、より効率的かつ効果的な顧客への通知が可能です。実際の活用方法を交え、SMSを効果的に使ういくつかのポイントをご紹介します。

内容は簡潔にまとめる

SMSの開封率を上げるには、文章を簡潔にまとめることが重要です。海外ほどSMSでのやりとりが普及していない日本では、未開封のまま放置されるケースも少なくありません。ポップアップ通知に表示される冒頭文だけである程度の内容が伝わることを意識すると良いでしょう。

SMS配信サービスで効率的に配信する

API連携による自動送信の他にもビジネスに活用できる機能があります。

顧客全体に一斉送信

一般的なSMSでは、個別でしかメッセージを送れませんが、SMS配信サービスを使えば、顧客全体にメッセージを一斉に届けることができます。多くのビジネスシーンでは、同じ文面のメッセージを送信する場合が多いので、この一斉送信機能を利用しない手はありません。

さらに、配信予約機能を利用することで、事前に設定した日時にメッセージを一斉送信することも可能です。

選別したユーザーに個別配信

SMS配信サービスでは、選別した顧客に対し個別でメッセージを配信できます。例えば、「誕生日を迎える顧客に対し、特典クーポンを配信する」など、多様なシーンで役立てることが可能です。

また、アクリートでは大量配信に耐える大規模配信プラットフォームの整備や第三者機関によるセキュリティ取得など、安全な環境での配信を実現しています。管理画面のUIは直感的に使用できることをコンセプトにしており、誤動作の心配もなく簡単に管理ができるとご好評頂いております。SMS配信サービスの候補として、ぜひご検討ください。

SMSを配信する際の注意点

SMS配信をする際には次のポイントを知っておきましょう。

  • SMSは、1通送信するごとに料金が発生する
  • 送信できるのはテキストのみ(画像や動画は不可)
  • ガラケーなど、相手先によって受信できる文字数が変動する

画像や動画を送りたい場合は、テキスト内に専用のURLを貼り付け、そこから画像や動画ページに誘導するなどの代替案を利用すれば問題ないでしょう。

SMSの自動送信をうまく活用しよう

「SMSの自動送信サービスはどんな場面で役立つのか」「自動送信するための必要なAPIについて」「SMSを効果的に活用するポイント」の3つに大きく分けてご紹介してきましたがいかがでしたか?

SMSの自動送信を利用する場合、SMS配信サービスの導入は必要不可欠です。しかし、一斉送信や特定のユーザー限定配信であれば、元来備わっているSMS機能だけで十分に利用できます。
SMS配信サービスも、提供元によって強みがさまざまなので、自社が求めるSMS配信が実現できるのかをポイントに選ぶことが重要です。この記事を参考に、是非SMS導入をご検討ください。

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